理学療法士による治療

近年、整形外科領域ではエコーを用いて痛みの原因を評価治療する病院が少しずつ増えています。当院もレントゲンでは発見できない痛みの原因を体の動かし方やエコーを用いて、筋肉、神経の状態、炎症の有無を評価します。我々は日常生活に支障をきたすような痛み(関節痛、神経痛)やスポーツ障害(オスグッド、捻挫、野球肘)、手術後の痛みなど様々な疾患に対応することができます。徒手療法など受動的なものだけではなく、患者自身で機能障害を治療しケガを予防できるよう個別のプログラム作成します。Drのエコー評価と理学療法を融合させ、従来の整形外科にはない治療を提供します。

運動習慣の取り組み。運動療法について

左写真は足関節靭帯損傷(捻挫)の方をエコーで評価しています。損傷部位の状態、靭帯の強度、不安定性、陳旧性を確認しています。

右写真は肩関節疾患の方をエコーで評価しながら徒手療法を行っています。
肩下方の筋肉をエコーで描出し筋肉と筋肉の間の滑走性や筋肉自体の柔軟性を治療前後で確認しています。
これらの情報をDrと共有しスポーツ復帰や活動強度の決定を行なっています。
理学療法にエコーを用いることで、個々の病期に対して適切にアプローチすることが可能になります。

トータルヒップS

マシンの重りで脚をあげたり、後ろの引いたりする動作を行い股関節周りのストレッチを行うマシンです。 段差に躓きやすい方、湯舟を跨ぎづらい方、歩幅が狭くなってきた方におススメです。
また、サッカーやバスケットボール、マラソンといった長時間走るスポーツにも効果的です。

マルチスロー

マシンの重りで背伸びをするように腕を上にあげ、肩や胸周りのストレッチを行うマシンです。
四十肩や五十肩で腕が挙げづらい方、猫背など姿勢が気になる方におススメです。
また、野球やバレーボール、バドミントンなど腕を多く使うスポーツにも効果的です

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