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当院の最新情報についてご紹介いたします。

2013.10.23 Wed
訪問リハビリテーション

理学療法士の取り組み

 当クリニックに来院される方たちは非常に活動性が高く、痛みを抱えながら畑や草むしり等を積極的に行っています。

現在当クリニックでは、日常での生活様式を問診にて確認し、その痛みの原因となっている関節可動域の改善、動作の修正などアプローチを行っていますが、中にはやむを得ず手術を選択するケースも多々あります。

しかし、急性期病院等では、早期離床・退院や、次から次に入院される患者様の治療に忙しくなり、退院後のケアに時間を割けないという現実もあります。

退院後に再び通院出来れば良いのですが、この地域の特性とし、交通手段が少ない等の理由で、通院が困難な方が多いのが現状です。しかし退院後も患者様には生活があり、日々体力等低下が進み、外出が出来ない・寝たきりになられる方が少なくありません。

積極的に活動する方々が多いこの地域でこそ、在宅ケアをしていきたいという想いで当事業所の設立に至りました。

現在では整形外科疾患を抱えている方を中心に診ていますが、訪問リハビリテーションでは脳血管障害や難病疾患の一部等も対象となります。

在宅でのケアを継続していくことで日常生活での身体能力改善や、生活内での介護者の負担軽減、再び来院出来るような環境設定等を目的としたお手伝いができればと思っています。

条件 

  •   ・初診時に来院が可能な方 
  •   ・サービス提供時に第三者が必ずついていられる方
  •   ・ご自身で動きたい・頑張りたいという意思がある方 
  •   ・介助量が多く介助者の負担を減らしたい方
    • 実際に対象となる例を挙げると 

      •   ・整形外科手術(大腿骨頸部骨折後 等)を施行し、退院してきたが、思うよう
      •      に家の中を動きまわることができず、お困りの方
      •   ・入院していた期間が長く、うちに帰ってきても思うように起き上がれない方
      •   ・脳血管障害を患い、足が思うように進まず、トイレ等への移動が困難な方
      •   ・食事の際の座位保持が困難な方
      •   ・寝返りがうまく行えず、介助量が大幅に増えてしまっている方

       

      まだまだ体制が整わず、至らない点ばかりではありますが、個々の身体機能・実際の生活レベルの程度を照らし合わせ他職種での力を存分に発揮できる場だと考えております。

      どうぞ、ご意見・質問等お気軽にお寄せいただけたら幸いです。

      上野原梶谷整形外科 訪問リハビリテーション責任者

      理学療法士 熊谷 亜由美

      訪問リハビリテーション専用電話番号 0554205605

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