当院の治療ブログ

当院のドクターと理学療法士が、治療についてご紹介いたします。

2020.01.24 Fri
第 12 回研修会 痛みの分類に応じた評価・治療戦略-関節痛と腰痛を中心に-

痛みの分類に応じた評価・治療戦略-関節痛と腰痛を中心に-
第 12 回研修会
【講師コメント】 運動器疾患における痛みの要因は、器質的因子から広義の神経科学的因子まで多岐に渡ります。 近年、国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain: IASP)は、発生機序による 痛みの分類として、これまで提唱してきた侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛に加え、新たに “侵 害可塑性疼痛” という概念を提唱しました。侵害可塑性疼痛とは「痛みの信号に関与している脊 髄・脳内のネットワークにおいて生じた神経可塑性によって増強、あるいは生じる痛み」と定義 付けられています。つまり、神経の可塑性が痛みを生み出すということを IASP が公的に支持し たことになります。しかし、これらの痛みの要因に応じた評価・治療は、まだ臨床に十分に定着 しているとは言い難い状況です。そこで、本研修会では、基本的な痛みの神経メカニズムと痛み が慢性化するメカニズムについて概説した上で、臨床での具体的な評価・治療についてご紹介さ せていただきます。また、得られた痛みの要因に対して、どのように介入していくかという点に ついて、実技やデモを通してお伝えさせていただきます。
【コンテンツ】
・痛みの神経メカニズム ・痛みが慢性化するメカニズム ・発生機序による関節痛の分類(膝 OA・腰痛) ・痛みの分類に応じた評価、治療 ・侵害受容性疼痛の評価、治療 ・神経障害性疼痛の評価、治療 ・侵害可塑性疼痛・感作の評価、治療
【講師】田中創先生(理学療法士) 【講師紹介】日本理学療法士協会、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)
日本臨床スポーツ医学会、日本運動器疼痛学会、日本ペインリハ学会 International Association for the Stude of Pain(IASP)、日本疼痛学会 体表解剖学研究会、身体運動学アプローチ研究会
第 6 回日本運動き理学療法学会 大会⻑賞受賞
第 60,62,67 回冬季国⺠体育大会スキー競技トレーナー帯同 ノルディック複合個人選手トレーナー活動 2010-2012 年 フィギアステート個人選手トレーナー活動 2017 年-現在
【日時】2020 年 3 月 1 日(日)9:30〜15:30(昼休憩が 30 分間のため、昼食をご持参ください)

【場所】医療法人天地人 上野原梶谷整形外科(駐車場あり) 〒409-0112 山梨県上野原市上野原 3785-1 TEL:0554-62-6066
【参加費】10000 円 【持参物】バインダー、筆記用具、動きやすい服装(実技があります)
【申し込み】以下項目をすべて記入し、E-mail でお申し込みください。
件名:第 12 回研修会参加希望 1氏名(ふりがな)2生年月日3所属(所属先住所)4職種、経験年数5メールアドレス 6領収書の有無 ※受講料は事前お支払となります。お申し込みいただいた方へ振込先を連絡致します。 ※先着順となりますので、定員になり次第締め切らせていただきます。
申し込みメールアドレス: reha.tenchijin@gmail.com
上野原梶谷整形外科事務局

このページのトップへ